山菜採りに行って来ました!

今年の山菜は、ついて行けない程、猛スピードで山を駆け上がりました。

こんにちは大崎の田中です。

今年は雪が少なくて、田んぼも畑も山もいっぺんで、

天気が良い日は皆が忙しない様子で農作業に励んでいます。

そんな合間にもちょこっと山へ行くのが、息抜きには必要ですよね。

ゴールデンウィークは関係ない仕事をしていて、

どこにも出かけられなかったけど、それでも山の清々しい空気と、

鳥のさえずりは日々の忙しさを忘れさせてくれる最高の癒しの場です。

畑仕事を夫に任せて、ちょっと近くの森林浴に出かけて来ました。

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途中に太くて美味しそうなスッカンボが、いっぱい生えていました。

山での水分補給には最適です。

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これは畑の脇のスッカシ、ちょっと伸びすぎていますが、

赤い花が咲かないうちの茎は繊維質いっぱいで、昔は塩漬にして食べました。

春先の野菜が少ない時期には貴重なおやつでした。

スッカンボもスッカシも両方ちょびっと酸っぱくて、

子どもの頃は友達と野山で遊びながら食べていました。

今は大人でも食べないから、食べられる事を知らない子供が殆どでしょうね。

 

所でこの二つの名前ですが、夫の実家の福島では食べていたのは同じですが、

呼び名が全く逆なんです。

今となっては、農薬や放射能の心配が無かった大昔の思い出になりました。

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ありましたよゼンマイが♪

大体こんな風に、ジイジイゼンマイが先に伸びています。

 

ジイジイゼンマイは食べられないと教わっていましたが、

混じっていても食べられると近年聞きました。

きっと子孫を残すためにジイジイゼンマイを採らないよう、言い伝えられていたのでしょうね。

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伸びると段々綿が取れてきます。

でも長く伸びているからと、喜んで下から採ろうとしても硬くて駄目です。

手で折れる位の柔らかいところで採ります。

くれぐれもメボコリのような小さいのまで採らない事、

株ごと一掴みに採らないで一本づつ丁寧にね。

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畑仕事をサボって気が引けるけど、沢山の小鳥のさえずりや、

どこかに潜んで鳴いている蛙の声にゆったりとした時の流れを楽しんで帰って来ました。

 

帰ると玄関での選別と、お湯を沸かしながらゼンマイの綿取りが一仕事。

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この綿って何かに使えないのかな?っていつも思ってしまう。

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あくまでも我が家流のゼンマイ作りをご紹介。

たっぷりのお湯を沸騰させてゼンマイを入れたら、鍋の中でクルクルッと回してサッと上げる、

茹ですぎないのがコツと母から教わった。

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古ぼっちい年代物のゴザに広げ、両手サイズに分けて揉みます。

揉めば揉む程良いと言われますが、そうは言っても付きっ切りで炎天下には居られませんぜ。

母は80歳を過ぎた頃からぜめえ揉みは腰が痛くて難儀だ、はあ採って来ねでくれ、

と言っていました。重労働なんですね。

(灰汁は付かないのですが軍手をしていた方が、摩擦が多くて私はやり易い)

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揉むと言いますが揉みほぐすような…力を入れずに転がす感じ、

私はゼンマイの葉が全部無くなるまでを基準で、ひっくり返したりしながら格好にしています。

このござが重要で、藁が余分な水分を吸い取り、

ござのめが余計な葉と綿を取ってくれる優れもの。

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ござの周りには風で飛ばされた要らないもんがとっちらかります。

欲張って長く採ってきても、硬い部分は自然に折れてゴミとなります。

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1日頑張るとほぼこんなミに収まる位小さくなります。翌日仕上げに又干します。

だから山に行った後の天気が重要、雨が続くようなら茹でて水に浸し、晴れてから干します。

職場にも持って行って休憩時間に揉みます。

(持ち運びにもこの竹製の、今時売ってねえだろというミが活躍します)

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友人が恒例の春の山菜宴会に招待してくれました。

ゼンマイ・木の芽・うど・蕨・竹の子の天ぷら…

本当に今年は時差なくいっぺんに山の恵みを頂きました。

昔の人はブウトウと言う綿入れをリュックに改造したような物を作って、

ゼンマイを採っては背中にしょっていました。

木の芽は草のツルで一束ごとにまとめて、上のほうに乗せ、

帰ってきてそのブウトウを広げると、芸術品のように綺麗に揃っていたと聞きます。

(残念ながら今は我が家にはありませんが。)

山菜は、採り方・保存方法・料理方法全てが、

昔ながらの知恵を生かした伝統文化だと思います。

地域によって食べる種類も違いますから、南魚沼の特色を味わって欲しいですね。

毎年毒草を間違って食べる食中毒事故もありますし、

私有地に入って地元住民とトラブルになる事もあります。

そして今年も山の遭難事故が多発しています。

安全に山菜採りを楽しむには観光山菜園を利用したり、

山菜ツアー案内を活用したりが安心でしょうかね。

(私も今年は数年ぶりにマムシの夫婦に出会ってしまいました!

ショックで風邪も引いてしまった)

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5/14(土)、15(日)には浦佐の農畜産物直売所アグリパーク八色の創業祭があります。

体験工作コーナーやお楽しみ抽選会、餅つき振舞に模擬店もあり、

楽しさ美味しさ盛だくさんのイベントがあります。

山菜も蕨・ウド・山竹の子などが販売予定。

山は危険と隣り合わせですから、無理をしないで購入するほうが安心です。

(マムシに眼たれられる心配もありません)

皆さんまだまだ春を楽しみましょうね。

☆イベントは2日間の9:00~16:00です。

南魚沼市浦佐5147-1 TEL025-788-0253

 

記:田中せつ子

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山菜採りに行って来ました! への2件のフィードバック

  1. 蘇我の大将 のコメント:

     スッカンボ、スッカシ、懐かしい方言、久しぶりです。今も里山には蒼い風が吹いているのでしょうね。天気のいい日にぜひ訪問したいと思います。千葉県の山菜は、みずみずしさが足りないように感じます。雪が積もらないせいでしょうか?ブログ楽しみにしています。

    • minamiuonuma のコメント:

      蘇我の大将 さま

      コメントありがとうございます。
      「雪がベト(土)を洗う」とも言われていて、まさに「雪ありて」の南魚沼です。
      今は5月下旬ですが、直売所などではまだ山菜を手に入れることもできます。
      これからも地域の情報発信をしていきますので、ぜひご覧ください。

      南魚沼市女子力観光プロモーションチーム

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