神様のお引越し

こんにちは。勝又沙智子です。

 

「魚沼の里」 第一駐車場(広いところ)の横に

神社があるのはご存知でしょうか?

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船山とよばれている小高い杉林の約270坪の丘の上に

神社があり、名前は石動(いするぎ)神社といいます。

地元の方々は「いそろぎさま」などと呼んだりしています。

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魚沼の里の位置する長森地域に

三十世帯の氏子さんがいます。

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このたび、老朽化した石動様の修復及び建て替えが行われることになり、

先日、仮遷座へのお引越しが行われました。

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神様のお引越しに立ち会うことが出来るなんて

早々ないことなので、興味津々、

部外者ですが、見学をさせていただきました。

 

この日は、氏子の皆さまが集まり、

建て替えの安全祈願と、

期間中行うことのできない祭礼とあわせて

厳かに神事がとり行われました。

 

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多くの氏子さんたちが参加していました。

地域の絆の深さが伺えます。

 

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写真左手が奥院(本殿)。手前が拝殿。

 

今回、改築するのは手前の拝殿です。

 

西暦1900年に建てられたという奥院の建物は

そのままとのことですが、

石垣を再度組み直しするため、

奥院は一旦手前に引き出し、石垣を組みなおしたのち、

再び石垣にもどすという大工事が予定されています。

 

それにしても100年以上も雨風雪直射日光に毎日さらされたにもかかわらず

腐って朽ちることもなく現在まで残されるのですから、

木のチカラってすごいと感じました。

 

神事が終わり、

いよいよ神様のお引越し。

 

ご神体は白布で覆われ、

仮の安置場所まで

慎重に・丁重に運ばれてゆきます。

 

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宮司さまを先頭に、氏子の皆さまと、

石階段を下り、田畑の中を歩いて運ばれてゆく様は

まるで映画のワンシーンのように美しい光景でした。

 

さて、建て替えに使用する材木は

この船山にある杉の木が11本使われるそうです。

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この船山から、今年2月の新月の日に切り倒した材木は、現在乾燥中。

 

大工さんにお聞きしたところ、

秋から冬にかけての「新月(夜空に月がない)」の時期の切り倒し

というのが重要なポイントなのだそう。

 

木が水分を吸うのを辞めた冬眠時期で、

かつ、新月の日に切られた木は

伐採後に虫がわいたり、木の板が反るといった

ことが少なく長持ちすると言われているそうです。

 

科学が発達した今ならまだしも

昔の何もない時に、

感覚として木の特徴をつかんで実践していた

昔の人々はすごいなと思いました。

 

そして、木が月の引力とかかわり、

リズムがあるなんて、これも神秘的。

 

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普通の住宅と異なり、

慎重に造られる神社の完成には

まだあと2年程度もかかる見通しとのこと。

 

新しい神社の完成が楽しみです。

 

記:勝又沙智子

 

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