「与六と喜平次に逢えた日」から・・・五年

みなさんこんにちは。小林昌子です。

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六日町の坂戸山の麓、銭淵公園芝生広場に

「喜平次・与六の像」が設置されてから早5年。

 

平成23年7月19日に除幕式が行われた様子は

当時のブログで書いていました。

http://joshi-ryoku.jp/blog/?p=3472

 

 

除幕式には、天地人原作者の故・火坂雅志先生や

戦国絵巻作家の正子公也(まさご きみや)先生などが出席され

お祝いの言葉を頂戴しました。

 

銅像の設置にあたり、火坂先生には台座正面の「喜平次と与六」

という題字の揮毫を。

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正子先生には銅像の原画制作と製作過程での監修をしていだだきました。

除幕式で、私は司会を務めさせていただいてたのですね・・・

すっかり忘れていました。てか、よく思い出せない(・・;)

 

さて、今日はその頃に思いを馳せてみようと思います。

 

渋谷の忠犬ハチ公とまではいきませんが、

もう銭淵公園ではお馴染みの銅像。

この地に二人の英雄がいたことを忘れてはいけない、

地域の誇りに思ってほしい・・・

いろいろな想いが込められている銅像です。

 

当時、南魚沼市が銅像の原画製作、および、

造型監修の依頼をしたのは戦国絵巻作家の正子公也先生。

 

その時に正子先生の頭に浮かんだのは

若い二人が風に向かって立っている姿・・・だったそうです。

 

上田史談会の先生方と話し合って現在の姿ができたのですが、

上杉謙信公の居る、上越の春日山へ移る直前の時期をイメージしています。

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喜平次は立ち姿で高さ180センチメートル、

与六は喜平次の家臣ですので、立膝姿で春日山方面を指さしています。

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銅像製作当時、こんなやり取りがあったそうですよ。

 

史談会:戦国の荒波を生涯ふたりで突き進むことを誓っている

主従の雄々しい姿を現していただきたい。

正子先生:喜平次を守る与六は表現しにくいし

見るほうからも分かりにくいため、二人で将来を見つめる姿でどうでしょうか?

 

正子先生:二人の年齢は何歳くらいがよろしいでしょうか?

史談会: 喜平次が19歳~20歳(坂戸城主)、

与六が14歳~15歳(早くも筆頭小姓)でどうでしょうか・・・。

 

正子先生:喜平次には陣羽織を着せてはどうでしょう?

史談会:この年齢であれば着てもおかしくありませんね。

 

他にも、正子先生からは「風」のイメージを表現したい。

など、さまざまな意見交換を基に原画が完成したそうです。

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当初は“二人を立ち姿で”という案もありましたが、制作の過程で

二人とも立たせると、銅像にした場合角度によって

後の喜平次が与六に隠れてしまうということがわかったり、

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“脇に控える与六”というデザインにすると

ともに手をとりあって協力するという雰囲気が無くなってしまうので、

与六を前に座らせたのだそうです。

 

また、この銅像は「平和を願う二人」がテーマでもあるため

戦争をイメージするような鎧兜は描かないでほしい、という

史談会の先生方の要望から

兼続公の有名な「愛の兜」などの甲冑は一切描かれていません。

 

さて、よーく見てみると、喜平次の陣羽織には模様が描かれています。

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この模様は謙信公所有の雲龍模様胴服から来ています。

養父謙信公からの贈り物という設定です。

 

もともと原画では赤い陣羽織を着たイメージでしたが、

銅像では色を表現できないので浮き彫りになっています。

正子先生が描いたコチラをご覧くださいね!

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かっこいいです!

 

で、銅像の最終原画がコチラ。

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いいですね~(*^^)v

こんなふうに観ていただくと一段と素敵な銅像です。

 

ぜひ秋のお出かけの際は、銭淵公園にも足を伸ばしていただいて、

喜平次と与六の銅像をご覧頂き

本気丼を食べていただき

温泉でまったりして

山々の紅葉をお楽しみください。

燃えるような秋はこれからだけど

少しずつ冬支度がはじまった南魚沼です。

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みなさまのお越しをお待ちしております(*^_^*)

 

記:小林昌子

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