しおざわ雪譜まつり『雪中の戯場』

 

こんにちは、上村絵美子です。

毎年、この時期になると塩沢・牧之通りに登場する、“あるモノ”。

それが、こちら。

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『しおざわ歌舞伎 観楽座』の幟です。

これが登場すると「もうすぐ雪譜まつりだ!」と感じる、

私にとっては冬の風物詩となっています(^^)

ということで、今日は『しおざわ雪譜まつり』の

舞台公演のご案内です。

 

雪譜まつりといえば、夕方からの幻想的な百八灯大護摩が有名ですね。

昼の見どころの一つが、毎年恒例の『歌舞伎公演』。

江戸時代から残る南魚沼の伝統芸能である、地歌舞伎。

その歴史と伝統を守り、次の世代へと伝えていくために

平成13年(2001年)に『塩沢歌舞伎保存会』が立ち上がり、

以降毎年、雪譜まつりで歌舞伎公演を行ってきました。

詳しくは、昨年のブログをご覧ください↓

本日!しおざわ雪譜まつりで歌舞伎公演が行われます

昨年の公演の様子をまとめた動画もあります。

こちらも、ぜひご覧ください↓



 

さて、毎年『歌舞伎公演』という題名で上演してきましたが、

今年は『雪中の戯場(しばゐ)』という題名に変更となりました。

これは、鈴木牧之の著した『北越雪譜』に収められている、

雪で舞台を造り、村人たちが雪割り芝居を行っていたという記事

『雪中の戯場』にちなんで名付けられました。

 

これまで塩沢歌舞伎保存会は、稽古をつけてもらうだけでなく、

衣装や化粧、大道具・小道具、音楽などを師匠のお世話になっていました。

しかし、みんなで力を合わせてつくり上げることがこそ“地芝居”ではないか?

と、今年からは舞台セットや衣装、化粧、振り付け、演出などを含め

全て手作りの舞台となります。

 

また、『雪中の戯場』と題名を変えたもう一つの理由として

地芝居(歌舞伎)の継承を大事にしつつも歌舞伎以外の芝居や芸能とも

気楽にコラボができるよう門戸を広げ、

観るだけでなく演じる楽しみも味わえる環境を作りたい

というものがあります。

南魚沼市内には『劇団ゆきぐに』や『演劇集団36連射』などの劇団や、

高校の演劇部などがあります。

歌舞伎だけでなく、他のジャンルのお芝居も上演でき、

お互いにコラボレーションすることで、新たなお芝居や

役者・観客の交流も生まれるのではないか、という試みです。

 

今年の『雪中の戯場』はオープニング+三部構成となっています。

雪中の戯場
 

〈オープニング 塩沢織物 着物ショー〉

1000年以上の歴史があるという塩沢の織物は

『北越雪譜』にも様々な記事が収められています。

塩沢織物の着物ショーによる華やかな幕開きです。

観客のみなさまには、より近くでお楽しみいただけるような

演出が考えられているそうですよ!

 

〈第一部 人情時代劇『母恋し』(『瞼の母』より)〉

「新派」と呼ばれる、股旅物を中心とした人情時代劇は

歌舞伎と並んでこの地域で親しまれ、市内各地で上演されていました。

現代でも上田地区の長崎や石打地区の君沢などで演じられていて、

今年は、新派の役者さんと塩沢歌舞伎保存会がコラボして

番場の忠太郎で有名な『瞼の母』を種本とした、『母恋し』を上演します。

歌舞伎とは違う殺陣や、手作りの舞台セットにもご注目ください。

 

〈第二部 民謡 津軽三味線曲弾き〉

小千谷市や長岡市川口地区を拠点に活動し、

全国大会にも何度も入賞している「堀沢ファミリー」の皆さんによる

津軽三味線の曲弾き演奏です。

昨年も出演され、大変好評でした♪

 

〈第三部 歌舞伎 自作狂言『ます釣り』〉

塩沢歌舞伎保存会は2015年から、公演で使用する大道具などを

次の世代への財産にしていきたいということで、

できる限り自分たちで製作しています。

『ます釣り』では、2016年に作成した「松羽目」と

今年作成した「竹羽目」を背景に

歌舞伎・狂言の要素を取り入れた、オリジナルの滑稽劇が演じられます。

地元、塩沢の名物もたくさん出てきますよ(^^)

 

そして、実は私、昨年から塩沢歌舞伎保存会の会員になったのですが、

今回の『母恋し』で初舞台を踏ませていただきます!

今年は“大厄”の年・・・“大役”が待っていました(笑)

緊張しますが、頑張ります!!

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『母恋し』『ます釣り』は現在、今週末の本番に向けて

毎日のように稽古を重ねています。

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連休中には、会場の舞台設営や道具製作

も行われました。

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雪譜まつりでは、『雪中の戯場』の他にもたくさんのお楽しみがあります。

また、この日から4月3日まで牧之通り周辺では

ひな雪見かざり』も開催されます。

鈴木牧之翁の遺徳を顕彰し、雪国塩沢の文化に触れる

しおざわ雪譜まつりに、ぜひお越しください(^^)

 

 

《第34回しおざわ雪譜まつり》

平成30年2月17日(土)

会場 鈴木牧之記念館周辺

 

◆雪中の戯場(13:30~16:00)

13:00 開場

13:30 オープニング 着物ショー

14:00 第一部 母恋し(二幕)

14:55 第二部 津軽三味線曲弾

15:30 第三部 ます釣り(一幕)

会場 塩沢勤労者体育センター(新潟県南魚沼市塩沢1112番地39)

 

◆その他

9:00 鈴木牧之記念館無料開放(~20:00)

11:00 水行(清水集落・火生の滝)

12:30 『北越雪譜』お琴弾き語り(塩沢信用組合本店)

14:00 織物展示会、小物抽選会(鈴木牧之記念館)

15:00 子ども福餅まき(雪のステージ)

17:30 百八灯大護摩(ふれあい広場)

18:00 餅つき

18:45 雪のステージイベント(出演:TSUNEI、ワンフリーナイン、葉月みなみ、他)

20:00 福餅まき

20:30 終了予定

 

2月18日(日)9:00~

第60回 雪譜まつり俳句大会(会場 喰処はなや)

 

◆お問い合わせ

塩沢商工会

TEL 025-782-1206

HP http://shiozawasho.jp

※駐車場は塩沢公民館・市役所塩沢庁舎・やまだ織 をご利用ください。

市報 平成30年2月1日号 しおざわ雪譜まつり特集ページ

 

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記:上村 絵美子

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