オーストラリアでの驚きや発見☆

 

皆さん、こんにちは。山本渚です。

3月下旬に留学先のオーストラリアから帰国しました。

昨年4月からの1年間で驚きや様々な発見がありました。

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今回は、オーストラリアでの学びについて、ブログを書きたいと思います。

この1年間で何をしてきたかについてですが…

まず、4〜6月の3ヶ月間は、語学学校に行って

毎日英語の勉強をしていました。

私は、語学レベルが低かったこともあり、

毎日6時間のグループレッスンに加えて、

1時間のプライベートレッスンを受けていました。

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そして、7月からは、アシスタントナース(看護助手)として働くために、

オーストラリアのNSW(ニューサウスウェールズ)州で

アシスタントナースの資格を取るために、2ヶ月間専門学校に通いました。

その後、8月後半から9月前半に英語のスピーキングのテストを受け、

2回目で合格し、英文での履歴書を作成し、

シドニーのナーシングホーム(老人ホーム)にて9月から働き始め、

今年の2月まで働いていました。

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専門学校で学んだことは、主に日本の看護学校で学ぶ

内容(薬の投与や医療行為以外)と変わりありませんでしたが、

多国籍なのでスタッフや、利用者さんの文化や宗教、

思想をお互いに尊重し合う内容の授業があったり、

日本人に比べ体の大きい人たちが多いので、

フルホイストやスタンドアップリフターといった、

移乗介助専用の機械の使用方法の授業がありました。

◇フルホイスト

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◇スタンドアップリフター

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◇実習先での様子

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看護助手とはどのような職種なのかというと、

日本でいう介護士のような職種だと思います。

ナーシングホームでの仕事内容は、利用者さんの着替えや、

シャワー浴介助(オーストラリアのナーシングホームでは

どの施設に行ってもバスタブはありませんでした)、

トイレ介助、食事介助、ベッドから車椅子などへの移乗介助、

移動時の車椅子や歩行の介助がありました。

◇使用した資料、テキスト

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◇講義中

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働き始めた頃は、英語にも自信がなく、英語を母国語としない国のスタッフや

利用者さんの英語を聞き取ることにも必死で、

時には「あなたの英語は理解できない。」と言われたり、

ため息をつかれたりすることも多く、大変さや悔しさを感じました。

でも、時には仕事振りを褒められたり、

「thank you!!」と言って大きなハグやほっぺにキスしてくれる

利用者さんもいて、嬉しかったです。

また、スタッフとの関係も、国や年代は異なっても、

フレンドリーに話しかけてくれる人たちが多く、

時々作ってきた伝統料理を頂いたりもしました。

勤務中は、ランチ以外にモーニングティー、

アフタヌーンティーの休憩時間もあり、

学校の先生はモーニングティーの時間にウクレレを持ってきて、

弾いてみんなで歌を歌ったりと、日本では経験できないような

楽しい休憩時間も過ごすことができ、面白かったです。

また、利用者さんもティータイムの時間には紅茶やコーヒー、

お菓子を召し上がっていたり、ランチにはワインなどのアルコール類が出たり、

ランチとディナーにはデザートが必ずつくことは驚きでした。

◇学校の先生と一緒に教会へ

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利用者さんと関わる中で注意しなければいけないと感じたことは、

第二次世界大戦でとてもつらい過去を持つ人たちにとっては、

歴史的配慮をした関わりや、宗教上の配慮をすることが

大切であることも学びました。

また、利用者さんによっては、日本が好きで日本の歴史に詳しい方もいたので、

世界史と日本史の基本的な部分は知っておく必要があるなと感じました。

また、様々な国の利用者さんがいるので、通訳の人がいたり、

スタッフには何ヶ国語か話せる方もいて、多国籍国家の利点も知りました。

また、病院見学に行った際に、アボリジニー専用のプライバシー空間があったりと、

多民族・多国籍国家だからこそ様々な民族や文化を尊重して関わる必要性を感じました。

 

◇小児病院見学

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小児病院では子ども達が治療などを忘れ、

思い切り楽しめるためのプレイルームもありました。

他の子どもにストレスを与えないように

救急車が病院に近づいたらサイレンを止めたり、

救急車が見えないよう地下の専用救急入口から搬送する工夫もありました。

 

働くなかで、スタッフにとって良いと感じたことは、

時間になったら、残している仕事があったとしても、

みんな遠慮なく帰り、もし残った仕事があっても

次の勤務のスタッフが引き受けてくれるところです。

そして、もう一つはスタッフの体を気遣い、

ベッドメイキング(ベッドのシーツ、布団類をきちんと整えること)や

ケアをする時には、必ず腰などに負担が掛からないように

ベッドの高さを調整してから行うことを徹底していることや、

自力で動くことが難しい利用者さんには移動を補助する機械を使用し

スタッフが怪我をしたり、腰や背中を痛めないように配慮していることだと思います。

ただ、サービスの面で言うと日本人のような丁寧な看護・介護はあまり感じられず、

「丁寧なケア」と言うサービス面では日本が一番だと感じました。

スピードは求められていますが、

時々ケアの仕方が強引なところがあって嫌だなと感じてしまいました。

また、様々な国のスタッフが関わるため、

それぞれの国での教育の仕方や環境、文化、価値観の違いがあり、

ケアの丁寧さまでの教育はとても難しいし、

お互いの国の背景や価値観なども受け入れながら関わっていかなければ

良好な関係は築けないのではないかとも感じました。

 

◇語学学校での友達と

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私は、これらの経験を通して、

多国籍の中で働く大変さを知ることが出来ましたし、

日本のサービスの質の高さも実感することができました。

これから、さらに国際化が進みますが、

なるべく言語の壁がなくなるようなサポート、

サービスは必要だと感じました。

 

また、私の勤務する魚沼基幹病院では

医療英会話などの講義をスタッフが受講出来るなどの

スタッフへのサポートもしています。

私の語学力はまだまだですが、

少しでも外国人患者さんの力になれるように

これからさらに頑張って行こうと思いました。

 

 

記:山本 渚

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