里山十帖さんの精進料理イベントに参加してきました

こんにちは。

勝又沙智子です。

先日、里山十帖さんで開催のイベントに参加してきました。



今回はかつて表参道にあった
伝説の精進料理店「月心居」の棚橋さんの
トークとお食事です。

イベントの内容をレポートするその前に、、、

この日は、
イベント主催者である里山十帖のオーナー、岩佐十良社長に
お目にかかることができました。



岩佐社長は、日本各地から
地域おこしや旅館再生のアドバイザーなどの依頼があり
著書:里山を創生する「デザイン的思考」
は日本のみならず、海外でも翻訳出版されて注目を集めています。

各種活動の1つとして
「新潟県・庄内エリア デスティネーションキャンペーン」の
総合プロデューサーもつとめていらっしゃいます。



「デスティネーションキャンペーン」とは、
JR旅客6社が、現地の自治体や観光会社、旅行会社などと協力し、
地域の新たな観光素材をPRし誘客する国内最大級の観光キャンペーンです。

その、国内最大級の観光キャンペーンの新潟をPRする総合プロデューサーが
南魚沼市の岩佐社長ということ、とても誇らしいです!

「デスティネーションキャンペーン」の本番は2019年なのですが、
2018年10月1日~12月31日はプレDCが開催されます。
本番と同様に「日本海『美食旅』(ガストロノミー)」をテーマに
村上のサケ、湯沢・魚沼の雪国の発酵食など、
食を通じて各エリアの歴史や文化も“味わえる”企画が練られているそうです。

食べ歩きのチケット販売、収穫体験付きの食事プランや特別メニューの提供など、
エリアごとにさまざまな催しが行われるとのことなので楽しみですね。
https://www.niigata-kankou.or.jp/2019dc/index.html

このように、幅広くアンテナをはり、情報を吸収したり発信したりしている
里山十帖さんの食の企画に参加できるということで期待に胸も高鳴ります。

と前置きが長くなりましたが、、、

まず最初に
今回のゲスト、棚橋俊夫さんの精進料理に関するお話からスタート。



精進料理は、仏教から由来しているそうです。

棚橋さんは、
“脳で食べずに、こころとからだが喜ぶものを食べること”
を提唱されています。

本来、野菜は時間が経つと「枯れる」ものですが、
最近の野菜は「腐る」と言われたりします。

人間が病気になるのも、「腐る」野菜を食している結果ではないかと。

自身の健康は、お医者さんに頼らずとも、
食べたもの、身体から出たもので
その時の体調を図ることができるということもできるそうです。

近年、ビーガン、オーガニック、ベジタリアン、など
健康を気遣う方々が、関心をもつ食のスタイルがあります。
日本人は“カタカナ”だと受け入れられやすく、人気になる傾向がありますが、
「精進料理」というとあまり興味がないようで
最近は、海外からのオファーがとても多く、
日本で精進料理のお話をするのはとても久しぶりだとおっしゃっていました。

なんだか不思議な現象ですね^^;。

この日は、棚橋さんが、精進料理の精神として
一番大切にしている「ごますり」の体験をさせていただきました。

フードプロセッサーや電子レンジなどは
熱や電磁波など食材にストレスがかかるため良くないと考えているそうです。

ごますりの時間は、
深い呼吸をしながら、背筋を伸ばし、あごを引き、



 



力をかけずに右手はやわらかく、左手は手の重さだけで、、、
とレクチャーいただき、



すられたごまからは、良い香りがでるため、
アロマオイルなども不要、
集中してすればメディテーション、マインドフルネスができます。
と棚橋さん。

私もごますり体験をさせていただきました。



慣れないため、動きもぎこちない^^;。

そういえば、小さいころは母がよく台所で
すり鉢でごまをすっていましたが、
お恥ずかしながら現在私のキッチンにはすり鉢がありません。

小さいころに、母がごまをする、すりばちの脇に座ったときの
音や香りを思い出し、
私も自分の子供達にもこのような風景をみせてあげなくてはと思うのでした。



毎日1時間もごますりの作業をするという棚橋さんは、
海外のキッチンで料理をすると
「なんと静かなキッチンだ」と驚かれるそうです。

例えば香港や中国では、鍋を強く台に置いたり、
おたまでフライパンをたたく、
料理長は大声で指示を出す、
というのが一般的なのだとか。

外国の方々は、
日本人の精進料理の思想にとても興味をもち、
目を丸くして話に関心を持ってくださるそうです。

日本人こそもういちど大切にしなければいけない考えがたくさん詰まっています。

そして参加者みんなで心穏やかな気持ちでごまをすった後は~

お楽しみの食事の時間です。



私の中でお堅いイメージのある精進料理ですが、
こんなに素敵に彩られたテーブルで
アペリティフ?ピンチョス?油揚げのカナッペ、、、などなど
聞き慣れないカタカナ語の混ざるお料理が出てきました。



精進料理ですからもちろん肉や魚はありません。
左から
新生姜とナッツ(?)のフライ、
すりごまのおからと柿。
油揚げのカナッペの上は里いものクリーム、
落花生の殻をパカッと開くとスパイシーな味のするクリーム(?)

お酒はどんどん飲んで大丈夫です。と聞いて安心。

想像していたよりも精進料理って自由で楽しい!

会で一緒になったみなさんと
このお料理は何で出来ているのだろう?
などと当てっこをしながら楽しみました。

食前酒を終えた後は隣のお部屋に異動して、
床に座って御膳でお食事をいただきました。



ごま豆腐はふだん目にするねずみ色ではなく真っ白。



白は特別な色がついていないということで仏教上でも重宝されたようです。
ごますり体験のあとですから、その滋味深さは格別です。

この日に提供されたお料理の数々です。
レンコン餅



りんごと柿の白和え



まいたけとマツタケのフライ



衣はパリパリ、煮りんごや酸味のあるフルーツのソースと一緒にいただきます。

ナスの朴葉味噌焼き



抹茶アイスのような枝豆の丸をわると



栗おこわが出てきました。



身体が喜ぶ味わいであることはもちろんですが
目にも楽しいお料理が並びます。

そして最後



デザートまであるとは
私の精進料理のイメージとは違っていて意外でした!

右のお椀は車麩の上に、ほんのり甘い焼きナス餡です。

50種類以上もの食材が体に取り込まれて
翌朝は体がすっきり。

東京で聞くような(最近は海外でしか聞けないみたいですが)
棚橋さんの精進料理のお話やごますり体験を
ここ南魚沼で体験できるという
貴重な経験をさせていただきました。

里山十帖さんでは世界を股に活躍されている先生をお招きしてお客様に提供したり、
スタッフさんが食に対して勉強を重ねているのですね。

現在開催中のプレDCもそうですが、
これから新潟の食は益々進化を重ねていくことと思います。

本番のデスティネーションキャンペーンも目が離せません。
ぜひ新潟へお越しくださいませ~!

記:勝又沙智子

カテゴリー: ニュース, 未分類 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.