東京オリパラに使われているジャパンブルーって?

 

こんにちは、塩沢つむぎ記念館の丸山由貴菜です。

前回のブログでは五輪で注目されている「柄」、

市松模様について紹介していきました。

今回は、「色」についてお話したいと思います!

 


エンブレムに採用されたのは日本の伝統色の藍色です。

ジャパンブルーと言われるように日本を代表する色になります。

(ちなみに、藍といっても染めた段階によって色の名前が変わってきます。

甕覗(かめのぞき)、浅葱(あさぎ)、縹(はなだ)、

納戸(なんど)、熨斗目(のしめ)…

色合いによって名前も変化していき、藍に纏わる色は40種類以上あります!)

 

古来より日本では藍染めという染色法があります。

その歴史は約1500年前の奈良時代まで遡り、

中国から朝鮮半島を経由して日本へと伝えられたと言われています。

奈良の法隆寺や正倉院には、当時の藍で染めた衣類が今も多数保存されています。



 

平安時代までは藍は高貴な色として宮廷や貴族が身に着ける色でした。

それが江戸時代に木綿が普及するとともに、一般庶民にも藍染めの衣類が主流となり

今でも受け継がれている伝統の染織方法となりました。

(明治に来日したイギリスの科学者、ロバート・ウィリアム・アトキンソンが

「日本では至るところで藍色の衣装を見た」と記し

「ジャパンブルー」と名付けたそうです。)

 

そんな伝統ある藍染めの洋服が当館にもあります!




 

ストールは、濃い部分と薄い部分の染める時間や回数を変化させて

グラデーションを作る、ぼかし染めという技法で染められています

 



 

こちらのトップスは、彫りが施された板の間に生地を挟み、藍に沈めて作る

板締め染めという技法で染められています

 



 

こちらのボトムスは

生地に均一に皺を作り藍に沈めて、生地の広げる部分を変化させながら

一定間隔で出し入れして作る、むらくも染めという技法で染められています

 





 

他にもアウターも様々あり、

このようにいろんな技法の組合せでコーディネートを楽しむことができます!

 

藍染めの物は抗炎症作用、抗菌作用があり

冷え症や肌荒れに効果もあると言われています!

2020年に向けてぜひ藍染めを身に着けてみませんか?


 

ちなみに日本には藍を由来とした諺として

・蓼食う虫も好き好き

・出藍の誉れ

・青は藍より出でて藍より青し

などがあります!

以上、今回は藍に纏わる豆知識をお届けしました!

 

 

《塩沢つむぎ記念館》

新潟県南魚沼市塩沢1227-14

ホームページ

http://www.tsumugi-kan.jp/

フェイスブック

https://www.facebook.com/tsumugikinenkan/

インスタグラム

https://www.instagram.com/shiozawatsumugi.kan/

 

記:丸山 由貴菜

カテゴリー: おばあちゃんの知恵袋, 女子プロおすすめ:南魚沼の『お買い物・お店』, 生活情報 衣食住 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.