南魚沼の鉱山

こんにちは。

 

勝又沙智子です。

 

今日は南魚沼発、新刊の本のお知らせです。

 


 

いまから60余年前まで、南魚沼市・湯沢町エリアに

いくつもの鉱山があったということをご存知でしょうか?

 

鉱山跡の話はなんとなく耳にしたことはありましたが、、、

 

この本では、南魚沼の鉱山がテーマです。

鉱山がどこにあって、誰が事業を起こして、

どんな人々が働いていて、どんな坑道で、どんな道具を使って、など、

膨大な資料や先輩方から聞いたことなどがまとめられています。

 

文字による詳しい記述に加えて、

地図や、坑道の図、働いていた人々など、

資料と写真も豊富に掲載されており

ページをめくって眺めるだけでも驚きと発見があります。


 

鉱山産業によって働き口が得られたことで冬場の出稼ぎから解放され

一年中家族で生活することができた人々がいたこと、

戦争中は戦略物資とされていたこと

鉱山が栄えることで地域経済が潤ったこと

鉱山が閉山後、

鉱山の索道技術がスキー場開発に活かされたこと、

など、

地域に残る言い伝えなどは大学の研究者が作成する資料とは異なる記録となり、

興味深い記述がたくさんあります。

 

本誌の作成をしたのは、

市内で生まれ育ち暮らす3人の男性です。


 

プロフィールを見ただけでも

それぞれ異なる経歴をお持ちの3人。

出生年より、同級生ではなさそうですし、

本の中の記述でも3人に特別なつながりがあったというふうでもなく

“南魚沼の「鉱山」を書籍にまとめたいという希望が一致した”

ことから、それぞれの知識を活かして1冊の本に編集された

という成り立ちもとても面白いですね。


 

聞いたところによると、

もともと地元の鉱山について調査をしていた小田島昇吉さんが、

青木一男さんの所有する昔の写真の数々をみてぜひ本にしようと

そこに井口優さんが加わり始まったとのこと。

 

膨大な情報の編集は大変な作業だったと想像しますが

今回の記録がなければどんどん忘れ去られていくかもしれない過去の記憶が

未来に伝えられるというのは素晴らしいことですよね。

著者のみなさまの行動力に敬意を表します。

南魚沼の鉱山について知るだけではなく地域の歴史を知る書物としても

貴重な一冊となっています。ぜひご覧ください。

 

■タイトル:南魚沼の産業遺産「鉱山」がいま、点された 地底のシリウス

■著者:青木一男、井口優、小田島昇吉

 

単行本: 188ページ

発行日:2020/7/15

価格:2000円(税込)

 

■買える店

池田記念美術館 TEL 025-780-4080

 

■本誌のお問い合わせ

井口優 090-4706-0541

 

記:勝又 沙智子

カテゴリー: ニュース, 南魚沼のスキー場, 南魚沼の山と登山情報, 南魚沼市外で南魚沼を楽しむ, 生活情報 衣食住 パーマリンク

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