焼きたてマドレーヌとフルーツタルトのお店

 

こんにちは。

勝又沙智子です。

 

南魚沼に新しいスイーツのお店ができたと聞いたので

行ってきました!

 

・浦佐方面

・17号線ハウスドクターコマさんの交差点を霊峰八海山と反対側に曲がる

・住宅の1Fを改装したお店

・青い扉が印象的なおしゃれなショップ

 

これらの情報を頼りにナビにも頼りつつ向かいます。

 

ありました!

大きな水色の看板!


 

お店の名前は パティスリー「AROI(アローイ)」

 

住宅街なので、車はご近所様のご迷惑にならないように駐車します。

 

平日のお昼でもお客様がひっきりなしに来ていて

入場を制限中につき少々入り口で待ちます。

うわさ通りの素敵な外観のお店です。



 

お店に入ると店員さんがおふたり。

いろいろと根掘り葉掘りお話を伺うと、、

 

ご主人の志太真人さんは現在32歳とまだお若い!

こちらのお店は真人さんのご実家。

車庫だった1Fをお店に改装したとのこと。

 


 

アローイとは タイの言葉で「おいしい」という意味。

 

真人さんは高校卒業後県外の大学に進学、

いちどはサラリーマンになったものの、

憧れていたお菓子の道をあきらめきれずに、

脱サラし、

東京でお菓子の学校に通いながら修行、

3年間東京で過ごしていましたが、

実家の都合により南魚沼に戻ることに。

 

南魚沼に戻るにあたり、

東京で知り合った奥様の雅子さんと相談し、

一念発起して自分たちのお店を持つことを決意。

 

お店の看板メニューは

“焼きたてマドレーヌ”と“フルーツタルト”!

 

真人さんが修業時代に勤めていたお菓子屋さんは、

都内でもマドレーヌとチーズケーキが評判のお店。

 

「マドレーヌは、一般的に、焼いて冷ました後に

熟成させて美味しくなるといわれています。

東京のお店では1個ずつ個包装して販売していました。

バターの馴染んだしっとりマドレーヌも美味しいけれど

焼きたてで、周りがサクサクのマドレーヌの美味しいことを知り、

“焼きたてが美味しいマドレーヌ”をつくろうと考えました。」

 

おふたりで試作を重ね、

「まわりはサクサク、中はじゅわ~」のレシピを考案したとのこと。

 

マドレーヌを焼きたてで提供するもう一つの理由は

「南魚沼にはすでに美味しいお菓子屋さんがたくさんあるので、

新規参入するには他では味わえないものを提供する必要があると考えました」

 

確かに!焼き立てマドレーヌを食べる機会はない!

アローイ様では時間をあわせて訪問すれば

焼きたてのマドレーヌをほおばることが実現できます!


 

ちなみに、焼きあがり後の時間の置き方で

10分〜20分→サクサクのじゅわ〜

30分〜1時間→ザックザク

2時間→ザクサク&中しっとり〜

翌日以降→しっとりで風味抜群

でそれぞれ全然食感が違う

 

のだそうです。

この研究熱心さ。

マドレーヌ愛にあふれています。

 

そして、マドレーヌの他にAROI(アローイ)さんの

もう一つの看板メニューが、フルーツタルト。

 

こちらは、

奥様の雅子さんが東京にいた頃にお勤めのお菓子屋さんで学んだ

フルーツタルトをAROI(アローイ)用にアレンジ。

 

地元の果物屋さんから良質なフルーツを仕入れるだけではなく、

真人さんのお姉さんの嫁ぎ先である佐渡から、

かき、くり、いちじくなどを仕入れているとのこと。

真人さんのお母様が畑で栽培した南魚沼産ブルベリーも

材料に使うこともあるそうですよ。

 

どれも新鮮なキラキラのフルーツが眩しい!




 

お話を伺っている間も

どんどんお客様が来店されて、

早く写真を撮らないとショーケースから無くなってしまうのではという勢い。


 

「早い日は14時半ごろに商品がなくなってしまう日も、、、

十分な量をご用意したいと思うのですが

日中は(ひっきりなしに来店する)お客様に応えるため

二人で店頭に立つために、製造が追いつかず、

仕込みは、休みの日や営業時間外に行い、体は無休でがんばっています!」

というからお店の人気ぶりがうかがえます。

 

それにしても、

お店の内装も、パッケージもロゴもかわいい。

有能なデザイナーさんがパートナーにいらっしゃるのかなと思いきや、

店内の内装も、パッケージも、奥様の雅子さんを中心に

おふたりで考案したのだとか。

 


↑イメージを書き記したスケッチ。

 


 

こちらは雅子さんが描いたイラストをベースに

手土産にもGOODな詰め合わせ箱はおふたりでデザイン。

お菓子を食べた後にも小物入れとして使いたくなるかわいさです。

 

“お菓子を食べるときはもちろん、

お店に来ていただくときもわくわくとした楽しい気持ちになってほしい“

 

おふたりの思いが、

純白と鮮やかなブルーのコントラストの効いたお店のカラーにも

しっかりと表れていて素敵です。


 

現在は魚沼産のブルーベリーとラズベリーを使ったジャムを開発し、

マドレーヌとセットにしたギフトセットを考案中。

 

早ければ12月には発売できる見通しとのこと。

こちらも即完売必至になりそうです。

発売が決まったら情報を発信するということなので

売り切れになる前に、

ぜひAROI(アローイ)さんの

Facebook、インスタグラムをこまめにチェックしてみてください!

https://www.facebook.com/patisserieAROI/

 


仲良しご夫婦

左:志太真人さん 右:雅子さん

 

南魚沼の暮らしにまた楽しみが増えました!

 


 

《パティスリー アローイ》

新潟県南魚沼市市野江甲498

FB https://www.facebook.com/patisserieAROI

Instagram https://www.instagram.com/patisserie_aroi

 

 

記:勝又 沙智子

カテゴリー: ニュース, 女子プロおすすめ:南魚沼の『お買い物・お店』 パーマリンク

焼きたてマドレーヌとフルーツタルトのお店 への2件のフィードバック

  1. 坂口 喜一 のコメント:

    雅子の父です。
    丁寧な取材有難う御座います。
    妻は新潟の村上出身ですが本人は東京生まれの東京育ち。
    生まれて初めての大雪の中でテンションmaxだと思います
    ご主人のお母さんが居てくださるから頑張っていられると感謝しています。
    皆様に愛され、共に新しい地域発の魅力を地元の方に発信し続けられればといのっています。

    • 勝又沙智子 のコメント:

      坂口喜一様(雅子さまのお父様)
      ブログをご覧いただきありがとうございます。
      取材に伺った際に雅子さんが東京のご出身とお聞きして、
      良く来てくださった!!と嬉しくなりました。
      今年の初雪は記録的なドカ雪でしたので、
      きっと雅子さんもびっくりしたことと思いますし、
      お父様、お母様も心配されたことと思いますが
      これ以上の降り方はめったにないことなのでご安心ください。
      (関越道のニュースは大型トラックのスタックが原因と聞きました。
       魚沼の除雪体制は万全ですので通常あそこまでのこともありません)
      いまは美しい雪景色が広がっています。
      真人さんと雅子さんのお店はお客様がひっきりなしに訪れ
      おふたりとも、忙しい中でもにこやかに接客されていました。
      この地域に住む私たちにとって
      美味しいお菓子が近くで購入できるというのは
      楽しみで嬉しいことです。
      おふたりの益々のご活躍を応援したいと思います。
      坂口様もどうぞお体ご自愛の上お過ごしください。

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