新型iPadProのCMが炎上している理由と言われる事5選!日本と海外の反応の違いは?

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新型iPadProのCMが5月7日に発表されました。

そのCMが話題となり、なんとネット上では炎上しているというのです。

今回は新型iPadProのCMがなぜ炎上しているのかその理由と言われていることについて詳しくまとめ、さらに日本と海外の反応の違いについても比較してみました。

目次

新型iPadProのCMが炎上している理由と言われる事5選!

新型iPadProのCMが炎上している理由と言われていることは以下の5つ考えられます。

・創作物を破壊している行為に衝撃を受けた
・不快感や嫌悪感を抱いた
・環境破壊をイメージさせる
・クリエイターからの批判が多い
・日本人の感覚と合わない

様々なことが炎上の引き金になっていると言えそうですね。

一つずつ見ていきましょう。

創作物を破壊している行為に衝撃を受けた

話題のCMで創作物が次々と破壊されていく描写に衝撃を受けたことが原因で炎上しているのではないかと考えられます。

このCMの映像では楽器やモニター、マスコットなどが上からプレス機で次々と押しつぶされていくシーンが最も印象的ですよね。

物を壊すという行為に対してネット上では、

プレスで壊す画像はよくあるけど、破壊する・飛び散ることがCMになる意味がわからない。

楽器やカメラ壊す必要ある?

iPadProの楽器とかグチャって壊すCM、他の会社ならともかくAppleがやっちゃダメでしょって感じだった
下品

といった意見が上がっています。

世界的には何年も前から物を破壊する映像は流行っているようですが、今回は有名なApple社のCMということで物議を醸したのかもしれません。

不快感や嫌悪感を抱いた

物を破壊する映像を見て不快感やApple社に対して嫌悪感を抱いたという意見も多く、炎上の一因となっているのではないかと考えられます。

最近では物を壊すことでストレス解消になるというサービスもありますが、今回破壊されたものは時代を作ってきたクリエイティブな物たち。

大切な物を壊されているような感覚になり、気分を悪くしたとのことです。

ネット上では、

今回のCMの嫌悪感は、電気がなきゃただの文鎮のくせに、アナログリスペクト皆無
iPadProは全部できるという奢り臭がプンプンするから。

iPadProへの嫌悪感は大体、
・道具を壊すことへの生理的嫌悪感
・クリエイティブに対して軽んじられている感への悲しさ
・他の道具をディスラプトするぞと言っている感の怖さ
からきているのではないかと思いました。

AppleのこのCMはさすがに酷くないか?
自分は見てて嫌悪感走ったけど

などと辛辣な意見が飛び交っています。

アナログな物に対してのリスペクトが全くなく、物を壊した結果新型iPadProが誕生しているともとれる描写に嫌悪感を感じた人が多かったようですね。

環境破壊をイメージさせる

新型iPadProのCMを見て、環境破壊を連想した人も結構いたようです。

SDGsや地球温暖化の問題など、地球環境に配慮した取り組みを行っている企業は増えていますよね。

Apple社もホームページで環境への数々の取り組みについて記載しているようです。

重要な素材を回収して再生したり、再利用できるよう、独自の分解ロボットであるDaisyのようなテクノロジーを作り出しています7

Apple

今回のCMでは「破壊」というキーワードが強烈だっただけに、必要なものまで破壊しているように見えてしまったようです。

つまり、環境への取り組みを行っている企業が破壊行為を行っているということになると、本当に環境に配慮しているのか疑問に思いますよね。

ネット上でも、

まあ環境がどうとか言ってる企業が物破壊してる映像を出してるからそりゃそうか

普段から環境とか多様性についてうるさく言っているアップルとしては(CMの意図はわかるとしても)道具はそれぞれに意味があってリスペクトする存在なのにあのPVはええんかという印象がある。

環境配慮をずっと言ってきたAppleが「古い家電を押し潰して薄型iPadProを作るCM」を作るなよ

といった、矛盾を指摘する声が多数上がっています。

クリエイターからの批判が多い

アップルのCEOであるティム・クックのポストには、様々なクリエイターからの批判のリプライが寄せられているので炎上していると言えるでしょう。

非常に多くのいいねやリツイートなど反応があったようですが、日本人のクリエイターが英語で批判するコメントも見られます。

スティーブならあの広告は出さなかっただろう。
見ていて辛すぎるからだろう。

このビデオにはまったく共感できません。
クリエイティブな機材に対する敬意が欠けており、クリエイターを嘲笑しています。

私は楽器を演奏するのが大好きです。
紙と鉛筆があれば、無限に描くことができます。
以前は iPad についても同じように感じていましたが、今ではそれが間違いだったと気づきました。

CMで破壊されていた物たちが楽器やカメラ、画材などクリエイティブなアイテムだったので、各界のクリエイター達にとっては悲しい映像という印象が強かったのでしょう。

日本人の感覚と合わない

このCMのプレス機による破壊行為が許せないのは、日本人ならではの感覚を持っているからではないかという考え方もあるようです。

日本人は物を大切にすることや様々な物に神が宿るというアニミズムの考え方を持っています。

日本人にとっては破壊行為=悪いことという考えが浸透していることから、今回のiPadProのCMは衝撃的で受け入れ難い映像だったのだと推測できますね。

ネット上では冷静に分析する日本人の投稿が多数あります。

日本人の持つ宗教観に触れているのではないでしょうか?

日本人からすると…ちょっとな
モノに関する感覚が問われる?

炎上してるのはどうも日本だけっぽい。
日本人が無意識に持っているアニミズムやクラフトマンシップへの敬意、あとは「もったいない」精神なんかが影響しているのかもしれない。

誰もがあの Apple の広告を嫌っていましたが、日本人は本当に嫌っていました。
これほど怒っている日本人が 1 つのスレッドにコメントしているのを見たことはありません。

日本人ならではの感覚で見るとなかなか衝撃的なCMに見えますよね。

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新型iPadProのCMは多機能性を伝えたかった可能性あり!

新型iPadProのCMは、iPadProの多機能性を伝えたかったのではないかと思われます。

繰り返しになりますが、CMは楽器やカメラ、画材などのクリエイティブな物がプレス機によって押しつぶされている映像です。

そのあとプレス機が上がると新型iPadProが出てくるわけですね。

つまり、音楽や動画、アニメーションの編集など様々な機能をiPadPro一つに集約しているような描写にも見えます。

ネット上でもどのようなメッセージ性があるのか考察している人もいました。

「様々なカルチャーがiPadPro一つに閉じ込められてるんだよ」という肯定的なメッセージを、楽器などを酷く圧壊するショッキングなシーンで見せようという発想

元のCMは「こんなにでっかいの沢山要らないよ、薄いiPadProでいいじゃん」と表現したかっただけに見える

この薄さの、端末1つで十分という2種類のメッセージとプレスの相性が良かったために起きた炎上だと感じる。
破壊の印象を鮮烈に残し過ぎた。

このCMは、新型iPadProの薄さと端末1つで何でもできるという多機能性を主張したかったのだろうと推測できますね。

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新型iPadProのCMに対する日本と海外の反応の違いは?

ティム・クックのポストに寄せられたリポストを見ていると、日本と海外では反応が違っているような印象を受けました。

そこで、

・日本の反応
・海外の反応

この2つについて比較しながら全体の温度感を探っていきましょう。

日本の反応

日本人の反応はCMについて批判する声が目立ちました。

これまで紹介した意見以外にも以下のような声が上がっています。

Apple製品のファンにしていちクリエイターでもあるので、あのCMと炎上したことに対してはどうしても悲しくなってしまいます。
今度はクリエイター軽視のようなCMは作らないで欲しい。

iPadProのCM、あれはもう見たくない。なんか嫌だよ、やっぱり。最後、絵文字の目玉飛び出るのとか嫌じゃない?

iPadProM4の例の破壊CMはケチついたけど、製品自体は凄いものなのは分かる。
CM上の演出が酷いっていう意見には同感だけど、同調はしない。
作り物を見て、意向を想像して自傷したくない。

広告としては全然アリと思うけどAppleだったから炎上したのだろう。
使えるなら捨てずに何度もリユースがトレンドなだけに、今この実写CMのインパクトは反動も大きい。

iPadProのCM、楽器やってる人は見ない方がいい。
心臓に悪かった。
ちょっと嫌いになりました(りんごの絵文字)だけど、怒ってる人が結構いてちょっと安心。

批判の声やがっかりしたような感想を持つ人が目立ちました。

海外の反応

海外では、日本人とは違った視点で批判していたり、肯定的な意見もかなりありました。

ティム・クックのポストに対するリプライには、様々な意見が寄せられています。

美しい創造ツールを無差別に破壊するという象徴性は興味深い選択です。

広告と創造よりも破壊を選択することについて、興味深いことが言えます。
破壊と構築の必要性。
ティム・アップルさん、あなたの記事はとても興味深いです。

プロのクリエイターにアピールするために、人間の創造性と文化的成果の象徴を粉砕する、いいですね。

この広告は逆さまにしたらもっとよくなると思う。
すべてのオブジェクトがiPadに押しつぶされるのではなく、iPadの外に広がるようにするべきだ。

私はクリエイターであり、伝統的なアーティストであり、長年 Macintosh を使っていますが、なぜ iPad が必要なのかさえ理解できず、この破壊行為は非常に不快で、そうでない限り私を納得させることは決してできません。

CMについて興味深く良いと思った意見がたくさんありましたが、クリエイターからの批判する意見もあるようですね。

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新型iPadProのCMに対して好きという意見も多い!

新型iPadProのCMについて否定的な意見が目立つ一方で、ネット上ではこのCMが好きという意見も多く見られます。

AppleのiPadProの新CM、めっちゃ好き。
好きって言ってる人にインビテーション送って欲しい。

iPadProのCMいいよね。
iPhoneと一緒でバカでも見るだけでわかるし、潰されたゴミ達は事実iPadでできちゃうからな

iPadProのCMは、昔のアップルコンピューターみたいな傲慢な感じで、いいぞもっとやれなんだけど

iPadProのCMのプレスデカくていいね

AppleのiPadProのCM、モノに対しての嫌悪感の投稿が凄く多いけどめちゃくちゃアートっぽくて好き。
それが何かって説明力高いと思うし

これらの意見はすべて日本人の投稿で、日本人でもこのiPadProのCMは良かったと感じる人もいたようですね。

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まとめ

新型iPadProのCMについて炎上している理由と言われていることとして以下の5つを上げました。

・創作物を破壊している行為に衝撃を受けた
・不快感や嫌悪感を抱いた
・環境破壊をイメージさせる
・クリエイターからの批判が多い
・日本人の感覚と合わない

このCMは、新型iPadProの端末1つで何でもできるという多機能性を主張したかったのだと思われます。

日本と海外とでは賛否あるものの、その比率や視点は異なっているような印象でした。

一方で、日本人でもiPadProのCMが好きだという意見もありました。

毎回インパクトのあるCMを制作しているApple社。

今後発表されるCMにも注目したいですね。

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